古い差し歯をセラミックに!自信が持てる美しい笑顔を手に入れる方法
「新しい自分に出会うために」
毎日鏡を見るたびに感じること、古くなった差し歯を見て思うこと。 それがどれほど小さなことでも、あなたにとっては大きな悩みかもしれません。
古い差し歯をセラミックに変えることは、単なる「見た目」の問題ではありません。
自分をもっと大切にしたい、もっと自信を持ちたい、そんな気持ちの表れでもあります。
セラミックは、自然な美しさと丈夫さを兼ね備え、まるで本物の歯のような輝きが得られます。
古い差し歯があなたにとって不安や悩みの種であるなら、その悩みを解決することで、日々の笑顔がもっと素敵になり、周りの人にもその輝きが伝わるでしょう。
新しい差し歯は、ただの治療ではなく、あなたの人生をもっとポジティブに、もっと豊かにするための「変化」の一歩なのかもしれません。
最終的に大切なのは、自分が心から納得できる選択をすることです。 自分を愛する一歩として、セラミックの差し歯に挑戦することは、あなたの新しい人生のスタートにもなるかもしれません。
今、迷っている気持ちがあるなら、それを大切にして、じっくり考えてみてください。 そして、最も自分らしい笑顔を手に入れるための決断を、心から応援しています。
【目次】
1.なぜ古い差し歯をセラミックに変えた方が良いのか?
セラミック差し歯にする4つのメリット
2.セラミック差し歯への交換プロセス
一般的なケースの場合
矯正を組み合わせたケースの場合
3.セラミック差し歯のメンテナンス
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なぜ古い差し歯をセラミックに変えた方が良いのか?
セラミック差し歯にする4つのメリット
1.自然な見た目で美しい笑顔に
セラミックは光の透過性が高く、天然の歯に非常に近い色合いと質感を持っています。 そのため、笑顔に自信が持てるようになります。 ホワイトニングと合わせて、より明るい美しい歯を手に入れることができます。
どれだけ自然な見た目であるのか分かる実際例をお見せしましょう。
2.高い耐久性で長持ち
セラミックは耐摩耗性があり、色が変わりにくいため、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。 忙しい毎日でも、差し歯の劣化を心配することなく生活できます。
3.アレルギーリスクが少ない
セラミックは生体親和性が高く、金属アレルギーの心配がほとんどありません。
4.お手入れが簡単で清潔を保ちやすい
セラミックは表面が滑沢でバイ菌が付きにくく、日常の歯磨きで清潔を保ちやすいので、口臭や虫歯の原因となる菌を防ぎ、健康的な口内環境を維持しやすいです。
それでも、定期的な専門的な口腔ケアは欠かせません。
セラミック差し歯への交換プロセス
セラミック差し歯への交換は、丁寧なステップで進められます。 安心して治療を受けるために、以下に流れをご紹介します。 実際の治療例と合わせて、その流れを解説しましょう。
一般的なケースの場合
1.カウンセリング
初回の診察で、現在の差し歯の状態を確認し、セラミックへの交換が適切かどうかを判断します。
case study(術前)
2.治療計画の作成
あなたの希望や口腔内の状態に基づき、最適な治療計画を立てます。 お顔の印象に合う歯の形や色も考慮して、最良の結果を目指します。
必要に応じて、ホワイトニングや術前(部分)矯正の提案をすることもあります。
case study
この患者さんの場合、一見すると歯がバラバラに見えますが、歯肉のラインはきれいに揃っています。 また、いわゆる変色歯であるため、お口の中で違和感のない白い歯にするためには、ホワイトニングが欠かせません。
3.差し歯の取り外し
古い差し歯を取り外し、必要に応じて歯の下処理(虫歯を除去したり、補強をし直したり)を行います。 健康な歯を保ちながら、新しいセラミックの差し歯をしっかり装着できるよう準備します。
4.仮歯の装着
仮の差し歯を装着し、噛み合わせや見た目を確認します。 自分のライフスタイルに合った歯の形を見つける大切なステップです。
case study
お口の中の仮歯を見て、自分が思った通りのイメージであるかを確認してもらい、必要ならイメージに近づけるために修正をします。
5. ホワイトニング
セラミック予定の歯以外をホワイトニングして、より白い歯で色合わせができるように準備します。
case study
変色歯なので、薬剤をちょっと多めにして刺激の少ないホームホワイトニングにて対応しています。
6.型取り
新しいセラミック差し歯を作成するために、精密な型取りを行います。 型が正確であることが、最終的な仕上がりに大きく影響します。
7.セラミックの製作
型に基づいて、セラミックの差し歯を製作します。
一度試適を行い、型取りして作ったものが正確に適合しているか確認します。 合わせて、歯の色の確認をします。
8.最終装着
セラミックの差し歯が完成したら、最終的な調整を行います。
しばらく仮付けにて様子を見て、問題が無ければ本付けをします。
case study(術後)
「仮付け」は必ずします。
見た目や噛み合わせに問題が無いか? 日常過ごすうえで問題が無いか? を1~2週間ほど様子を見ます。 丁寧に手順を踏んで作っていますが、お口の中に入ってじっくり様子を見ないとみないと分からないこともあります。 もしも、何らかの問題があれば、一度セラミックの差し歯をお預かりして修正したうえで、再度の仮付けで様子を見直します。
矯正を組み合わせたケースの場合
1.カウンセリング
初回の診察で、現在の差し歯の状態を確認し、セラミックへの交換が適切かどうかを判断します。
case study(術前)
「前歯の長さがバラバラでおかしいのを、きれいにしたい!」という主訴でした。
元々の歯並びが叢生で、歯が生える位置が上下的にバラバラのままセラミックの歯を被せて治されてました。(前歯の先端だけを揃えている状態です)
2.治療計画の作成
あなたの希望や口腔内の状態に基づき、最適な治療計画を立てます。 お顔の印象に合う歯の形や色も考慮して、最良の結果を目指します。
必要に応じて、ホワイトニングや術前(部分)矯正の提案をすることもあります。
case study
現状のままセラミックだけやり換えても決してきれいな歯にはなりません。
そこで、術前矯正を短期間行い歯肉(歯ぐき)のラインを揃えた後、セラミックをやり換えるという治療計画を提案しました。
3.差し歯の取り外しと仮歯の装着
古い差し歯を取り外し、必要に応じて歯の下処理(虫歯を除去したり、補強をし直したり)を行います。 健康な歯を保ちながら、新しいセラミックの差し歯をしっかり装着できるよう準備します。
仮の差し歯を装着し、噛み合わせや見た目を確認します。 自分のライフスタイルに合った歯の形を見つける大切なステップです。
case study
今回の仮歯は、最初は一見バラバラですが、術前矯正が終わると揃っているという先を見据えた仮歯です。
4. 術前矯正(before)
歯肉(歯ぐき)のラインを揃えることで、歯の長さを揃えることが出来ます。
短期間の術前矯正を行うことで、歯の位置を調整します。
case study
前歯4本だけでなく、奥歯からの歯並びの連続性を意識して、前歯の見た目を修正します。 見た目全体のバランスを整えるようにします。
4’.術前矯正(after)
笑ったときに犬歯から犬歯の前歯6本がきれいに揃っているのが、美しいスマイルであると、審美歯科では考えています。
5.セラミックの製作
型に基づいて、セラミックの差し歯を製作します。
一度試適を行い、型取りして作ったものが正確に適合しているか確認します。 合わせて、歯の色の確認をします。
case study
希望があれば、この段階でホワイトニングをします。 今回は希望が無かったので、現状で少しでもより自然な白さの歯を目指して、進めます。
6.最終装着
セラミックの差し歯が完成したら、最終的な調整を行います。
しばらく仮付けにて様子を見て、問題が無ければ本付けをします。
case study(術後)
「仮付け」は必ずします。
見た目や噛み合わせに問題が無いか? 日常過ごすうえで問題が無いか? を1~2週間ほど様子を見ます。 丁寧に手順を踏んで作っていますが、お口の中に入ってじっくり様子を見ないとみないと分からないこともあります。 もしも、何らかの問題があれば、一度セラミックの差し歯をお預かりして修正したうえで、再度の仮付けで様子を見直します。
セラミック差し歯のメンテナンス
セラミック差し歯は比較的お手入れが簡単ですが、長く美しく保つためには日々のケアが欠かせません。 以下のポイントを守って、清潔で健康的な口内環境を維持しましょう。
1.日々の適切な歯磨き
食後に歯を磨くことで、プラークや汚れが溜まるのを防ぎます。
歯磨き粉については、基本的にフッ素入りを主として、その他の薬用成分が入っているものをお勧めします。
2.定期的な歯科健診
専門的な口腔ケアを受けることで、早期に問題を発見し、長持ちさせることができます。
美しい笑顔を保つためにも、セラミック差し歯のメンテナンスを大切にしましょう。