ハーフリンガル(裏側矯正、舌側矯正)

歯並びが気になるから矯正はしたいけど、人に見られるのは嫌!
という方にお勧めしているのが、ハーフリンガルによる歯列矯正です。
上の歯の裏側に裏側矯正のブラケットが付いた状態で歯の見え方

上の歯を裏側矯正(舌側矯正、リンガル矯正)で治して、下の歯を表側矯正で治すという、マルチブラケットシステムによる治し方です。
ハーフリンガル
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ハーフリンガル

使用する矯正装置は、上下ともセルフライゲーションのコンセプトに基づくブラケットを使用して不必要な摩擦を小さくして、様々な種類の矯正ワイヤーがその力を十分に発揮できるよう組み合わせて、治療を進めて行きます。
また、裏側矯正で用いるリンガルブラケットは、以前のモノよりとてもコンパクトになり、違和感を大きく軽減させています。
裏側矯正用のセルフライゲーションブラケット

表側矯正で用いるブラケットは、見えるところには白い装置を使います。
表側矯正用のセルフライゲーションブラケット
使用される針金は通常、銀色の矯正ワイヤーになります。
ハーフリンガルにおける通常の銀色ワイヤー
もちろん、針金を白い矯正ワイヤーに換えることも出来ます。(=ハーフリンガル・ホワイト)
ハーフリンガルにおける白いワイヤー

裏側矯正の特徴として、
➀治療にやや時間を要することが多い
➁日常的な違和感が大きい
➂歯磨きがより面倒で大変
➃どうしても費用が高くなる
ということが挙げられます。

➀については、裏側矯正がテクニック的に複雑で歯の動きのコントロールがとても難しいことが原因です。
➁については、「慣れ」の問題ですので、1カ月程度で自然と解決します。
➂については、必ず歯磨きの確認とクリーニングを一度は行い、口腔内を清潔に保てるよう注意しています。
➃については、出来るだけ費用を抑えるように頑張っています。