白いブラケットと白いワイヤーの表側矯正

歯並びが気になるから矯正はしたいけど、人前で目立つのは嫌!
という方にお勧めしているのが、目立たないハーフホワイトによる歯列矯正です。
白いブラケットと白いワイヤー

上下の歯とも表側矯正で治していきます。
歯の表に付ける装置は、ともに白いブラケットを用います。
その上で、人の目に触れやすい上の歯の針金だけ目立たない白色の矯正ワイヤー(ホワイトワイヤー)を用いて、下の歯は銀色の矯正ワイヤーを用いるという、マルチブラケットシステムによる治し方です。
ハーフホワイト

白い歯の上に白いワイヤー&ブラケットがあるので、ちょっと離れると意外なほど周囲の人に気づかれません。
「見えない」ではなく「目立たない」に焦点を合わせてもらえるなら、一番コストパフォーマンスの良いお勧めの治療法です。

(もちろん、上下とも白いワイヤーにして、より目立たなくすることも可能です。)

当クリニックで使用する矯正装置は、上下ともセルフライゲーションのコンセプトに基づくブラケットです。
(当クリニックの矯正では、歯の表側に付ける場合、見える範囲は白いブラケットしか用いません。)
セルフライゲーションのコンセプトに基づく白いブラケット

不必要な摩擦を小さくして、様々な種類の矯正ワイヤーがその力を十分に発揮できるよう組み合わせて、治療を進めて行きます。

表側矯正の特徴として、

➀治療期間が短くなりやすい
➁日常的な違和感がより小さい
➂歯磨きがしやすい
➃かかる費用をリーズナブルにできる

ということが挙げられます。

➀については、表側矯正がテクニック的にシンプルで歯の動きがスムーズに進みやすいことが原因です。
➁については、頬や口唇の内側に当たる方が舌に当たるよりも楽だからです。
➂については、鏡を見れば見えるし、歯ブラシも当てやすいですが、必ず歯磨きの確認とクリーニングを一度は行い、油断せず磨けているか注意しています。
➃については、出来るだけ矯正に関わる費用を抑えるように頑張っています。

白いワイヤーの矯正を選ぶ際に、欠点は二つ。
1.元々の銀色のワイヤーに白いコーティングをしているので、一部が剥がれることがある。   2.治療に使いたいワイヤーが無いことがある。

上で上げた欠点のうち、「1」については、適時にワイヤー交換をするので、まず問題にはなりません。                                           また、「2」についても、実際の治療の場面において、既にそろっている白いワイヤーを流用することで、まず問題になりません。 しかし、治療上どうしても・・・というときには、お願いをすることがあるかもしれない・・・と、頭の隅に止めておいてください。