金属アレルギーでも矯正できる?マウスピース・チタン装置など安全に始める方法
「金属アレルギーがあるけれど、矯正はできるの?」——そんな不安をお持ちの方へ。
結論、金属アレルギーがあっても矯正治療は可能です(症例・体質により方法は異なります)。
金属を使わないマウスピース矯正や、セラミック・チタン製の装置という選択肢があり、始める前の安全テストで備えられます。
このページでは、安全に矯正を始める方法と、よくある疑問にお答えします。
金属アレルギーでも矯正治療はできます
金属アレルギーは、特定の金属(ニッケル・クロムなど)に反応して皮膚に症状が出る「遅延型(Ⅳ型)アレルギー」です。
矯正装置にも金属が使われることがありますが、近年は金属を避けた素材や方法が選べるため、配慮しながら治療を進めることができます(個人差があります)。
金属を避ける2つの方法
マウスピース矯正(金属を使わない)
透明な樹脂製のマウスピース(アライナー)で歯を動かす方法で、金属を使いません。目立ちにくい一方、装着時間の自己管理が必要で、適応できる症例には条件があります(個人差があります)。
セラミック・チタンを使ったワイヤー矯正
金属製の装置が使えない場合は、セラミック製のブラケットや、チタン製のチューブ・ワイヤーに替えて治療します。
ただし、チタン製ワイヤーには次のような制約があり、仕上がりや選べる色に影響することがあります(個人差があります)。
- 強度の特性上、仕上がりに限界が出ることがある
- 白いワイヤーが選べない(銀色になる)
- 調整のために特殊な形状を組み込む必要が出ることがある
装置の素材や向き不向きは歯並び・体質の条件によります。診断で適した方法を整理します。
始める前の「安全テスト」で備えます
ご不安がある場合は、いきなり本格的な治療に入らず、安全を確認してから進めます(個人差があります)。
- 一部の装置をテストとして装着する
- アレルギー反応が出ないか、1か月以上の経過を観察する
- 問題がなければ本格的な治療へ進む
万一、治療中に症状が出た場合は、すぐに装置を外し、皮膚科への受診をサポートします。装置の変更や治療計画の見直しも可能です。
よくある質問
銀歯がありますが矯正できますか?
一部の装置をテスト使用し、アレルギー反応がなければ矯正は可能です(個人差があります)。汗をかくとアクセサリーの跡が出るが口の中の銀歯は平気、という方も多くいらっしゃいます。
金属アレルギーの検査はどこでできますか?
皮膚科や大学病院で「パッチテスト」を受けられます。保険適応で費用は1万円程度が目安です(医療機関により異なります)。背中にアレルゲンを貼り、複数回の来院で確認します。
治療中に症状が出たら?
すぐに装置を外し、皮膚科の受診をサポートします。装置の変更・治療の中断・方法の変更が可能です。まずは早めにご相談ください。
まずは相談から
金属アレルギーがあっても、選べる方法はあります。まずは現状とご希望を整理することから始めましょう。
相談予約
※当院ではインビザラインによるマウスピース矯正を行っています。軽度〜中等度の歯並びに適し、抜歯が必要なケースや口元を大きく下げたい場合はハーフリンガル・表側ワイヤー矯正もご提案します(適応による)。
金属アレルギーのご不安も含めて、安心して始められる方法を一緒に探します。相談だけでも構いません。
注意事項
本ページは一般的な情報提供を目的としています。治療の適応・効果・期間・費用は個人差があり、診断により異なります。アレルギーに関するご心配は、皮膚科など専門の医療機関ともご相談ください。
リスク・副作用
矯正治療には以下のようなリスク・副作用が生じることがあります(個人差があります)。
- 痛み・違和感が出ることがある
- 金属を含む装置でアレルギー症状が出ることがある
- 虫歯・歯周病リスク(清掃不良時)
- 歯根吸収・歯肉退縮の可能性
- 後戻り(保定が不十分な場合)
- 治療期間が延びる場合がある
- 装置による口内炎など