審美歯科の治療の流れ
審美歯科の治療の流れ(前歯編)
1.シミュレーション
セラミックによる審美歯科で、どのくらいきれいになるのか!?を模型上でシミュレーションして、確認します。
いくら口で説明されても、全然ピンと来ないと思います。 実際にその完成予想模型を見て、少しでも実感してください。
私たちにとっても、治療プランの確認になります。
このステップを経て、説明された治療プランに納得がいけば、いよいよ治療が始まります。
2.仮歯に置き換え
治療する部位の歯をあらかじめ準備された仮歯に置き換えます。
(この仮歯は、模型によるシミュレーションで「OK!」をいただいたのとまったく同じ形です)
仮歯に置き換えた歯については、神経を取ったり、詰め直したり、など必要な前処置を行います。
合わせて、お口のクリーニングを行い、歯肉を引きしめていきます。
目的は二つあります。
◎ セラミックの型採りをスムーズに行えるように!
◎ きれいになった後、それを維持するために歯磨きの確認指導!
3.仮歯の修整
実際にお口の中に歯が入ると、模型で見たのとは違う風に感じて、歯の長さ・形などを含めてより具体的な不満が判明したりすることがあります。
この段階で、自分の持つイメージにより近づけるために修正します。
4.型採り⇒試適&色の確認
仮歯の形がほぼイメージ通りになったら、セラミックの型採りをします。
次のステップでは、ジルコニア(セラミック)のフレームを歯に試適してきちんと適合しているか!を確認します。
問題無ければ、技工士さん立ち合いの下、歯の色の確認をします。
5.仮付け⇒本セット
完成したセラミックは、まず仮付けを行います。
しばらく様子を見て、違和感がなく自然な見た目であるか!? 本当に気持ちよく笑えるか!? を確認します。(←とても大事なところです!)
問題無ければ、磨き直して本セット。 治療はようやく終わりです。
しかし、噛み合わせはもちろんですが、色合いとか形とかでもしも不満、不具合があれば、セラミックを修正して再度仮付けで様子を見ます。
そして、納得できれば、ようやくセラミックを本セットします。
* 単純な古いさし歯のやり直しの場合は、最初のシミュレーションがありません。
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**審美歯科のエトセトラ**
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