八重歯を治したい
患者さんは、20代の女性(社会人)です。
「八重歯をきれいにしたい!」
「口元がスッキリしてくれたらもっと嬉しい」
という希望でした。
【Before】
![八重歯(叢生)の歯並び](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-before1-1024x576.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並び](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-before2-1024x609.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並び](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-before3-1024x626.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並び](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-before4-1024x664.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並び](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-before5-1024x725.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並びの人の口元](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-before6-1024x678.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並びの人の口元](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-before7-1024x678.jpg)
レントゲン写真で確認すると、
![八重歯(叢生)の歯並びの人の頭蓋骨を横から見たレントゲン写真](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-cepharo-before-1024x906.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並びの顎全体のレントゲン写真](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-pantomo-before-1024x527.jpg)
この患者さんの場合、
【診断】
#1.顎と歯の不調和による叢生
#2.上顎前突の傾向有り
と診断しました。
【治療方針】
1.上下の左右の奥歯を抜歯をしてスペースを作り、前歯をきれいに並べる
2.残る隙間分を出来るだけ後方に移動
という治療計画にて、矯正を進めることにしました。
【抜歯】
上下の左右の奥歯を1本ずつ計4本抜歯(4番目の奥歯を抜きました)
埋まっている智歯は4本とも治療が始まってから、大学病院で抜歯しました。
【治療装置】
マルチブラケットシステム(ハーフホワイトtype)で矯正を開始。
![マルチブラケットシステムで矯正治療(白いワイヤーを使用)](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-start2-1024x620.jpg)
![マルチブラケットシステムで矯正治療(白いワイヤーを使用)](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-start3-1024x623.jpg)
*ハーフホワイトtype:上下とも歯の表側に白いブラケットを付けて、上には白いワイヤー&下には銀色のワイヤーを用いたストレートワイヤーによる歯列矯正
【経過】
上下とも前歯はきれいに並びましたので、次のステップに移ります。
![マルチブラケットシステムで矯正治療(白いワイヤーを使用)](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-totyuu1-1024x565.jpg)
![マルチブラケットシステムで矯正治療(白いワイヤーを使用)](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-totyuu2-1024x580.jpg)
八重歯は無くなり前歯がきれいに並んだまでは良かったのですが、元のガタガタがひどく、引っ込めるスペースはもうあまり残っていません。 それでも前歯を出来るだけ後方へ移動させ、残る隙間を閉じていきました。 治療の終盤に約3か月間に渡り2級の顎間ゴムを使用しています。
【After】
![八重歯(叢生)の歯並びを矯正した後](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-after1-1024x535.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並びを矯正した後](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-after2-1024x586.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並びを矯正した後](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-after3-1024x641.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並びを矯正した後](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-after4-1024x669.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並びを矯正した後](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-after5-1024x703.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並びを矯正した後の口元](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-after6-1024x678.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並びを矯正した後の口元](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-after7-1024x678.jpg)
【保定】 上下ともフィックスタイプ&クリアリテーナー
【治療期間】 1年6か月間
【治療費用】 78万4300円
(ハーフホワイトtypeのマルチブラケットシステム)
あらためて、矯正治療前後の歯並びと口元の変化を比べてみましょう。
![八重歯(叢生)の歯並び](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-before1-1024x576.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並びを矯正した後](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-after1-1024x535.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並びの人の口元](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-before6-1024x678.jpg)
![八重歯(叢生)の歯並びを矯正した後の口元](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-after6-1024x678.jpg)
レントゲン写真でも比較してみましょう
![矯正治療の前後のレントゲン写真の比較](https://saa-dental.com/wp-content/uploads/2024/03/oomo-cepharo-hikaku-1024x433.jpg)
矯正治療により、きれいな歯並びと良い噛み合わせを獲得することが出来ました。
口元もちょっとはスッキリしたのではないか、と思っています。
八重歯など歯並びの乱れがある場合、抜歯をしてスペースを作っても、まずは前歯の歯並びをきれいにすることにそのスペースが使われてしまいます。 そして残ったスペース分を利用して引っ込める、というやり方を取らざるをえません。 その結果、乱れがひどいほど、口元の変化は小さくなってしまいます。