開口の矯正の流れ
開口 歯列矯正の流れ
矯正が始まって、いよいよブラケットが歯に付きます。
そして、ワイヤーの交換があったり、ゴムやバネの交換があったり、色々な調整があります。
十人十色の調整ステップがあるといって良いでしょう。
開口がキレイな歯並びになるまでの12ヵ月を公開
そんな中、どうやって歯がスムーズに動いて短期間で治療が進むのか!?実際の患者さんの協力で、彼女の歯並びが良くなり綺麗になって行く様子を、治療の内容の説明と合わせて、経過を説明しましょう。
初診 「前歯がデコボコでしかも噛めないのを治したい!」 S.Nさん
➡(診断)
1ヵ月後 上下の計4本を抜歯しました。
上下左右の1本ずつ(計4本)を抜歯して、マルチブラケットシステム(スタンダードタイプ)で矯正開始。
そして、上下とも形状記憶合金などを使って、前歯の凸凹を治しています。
3ヵ月後 犬歯を奥へ動かして前歯の凸凹を解消する隙間を作っています。
並行して、上下の歯並びの間に顎間ゴムというものを装着してもらい、前歯の開口を治すステップを進めています。
4ヵ月後 十分な隙間ができたので、上下とも形状記憶合金に換えました。
でこぼこをなおしていきます。
6ヵ月後 前歯の凸凹は解消されたので、残る隙間をゴムで引っ張って無くしています。
12ヵ月後 矯正終了 治療期間12ヵ月間 治療費用約63万円
上下の歯肉が黒いのをメラニン色素を除去してピンク色の歯肉に戻しています。また、上下ともホワイトニング済みです。
この症例での動かし方は、治し方の一例です。 同じ状況に見えて、今回と違う治し方をしたり、異なる経過をたどることもあります。
ただ、思うよりも短期間で、矯正は終わるんだよ! ということを分かってもらえたら、と思います。
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**矯正のエトセトラ**
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